サメと共に行うダイビングのリスク

多くのダイビング会社がサメダイビングツアーを提供しており、一般参加者はサメが頻繁に出没する海域に潜ります。ツアーでは餌付け(チューミング)によりサメを引き寄せ、参加者が近距離で観察できるようにします。ホオジロザメなど危険性の高い種が対象になることもあり、リスクの程度は議論が分かれています。

懸念事項

サメダイビングの最大の懸念は、参加者がサメに襲われる可能性です。実際に2008年、バハマでサメダイビングツアー中に男性がサメに噛まれ、病院で死亡しました。この事故は、ツアーオペレーターであるScuba Adventuresが主催したものです。さらに、餌付けによってサメの攻撃性が高まるとの指摘もあります。バハマ潜水協会は2007年にサメダイビングの中止を要請し、フロリダ州は2001年にサメダイビングを禁止しました。

誤認攻撃

サメに襲われるリスクは確かに存在しますが、多くの場合はサメが人間を獲物と誤認した結果です。サメはダイバーを見て餌だと勘違いし、接近して噛みつくことがありますが、すぐに対象が餌でないと判断すれば離れます。Shark Saversの情報によれば、サメによる攻撃の大半は死亡に至らない軽傷で終わります。バハマでの事故でも、目撃者はサメが餌を狙っていたと証言しています。

相対的リスク

サメダイビングの支持者は、他のレジャー活動と比較してリスクは低いと主張します。Shark Saversは、ボートや自転車などの日常的なレジャーがもたらす負傷件数はサメダイビングをはるかに上回ると指摘しています。

攻撃の引き金

リスクの大小に関わらず、サメダイビングには常に危険が伴います。攻撃を回避するためのポイントとして、以下が挙げられます。

  • 水中で不規則な速い動きを避け、サメに餌と誤認されないようにする。
  • 潜水後の浮上時は急激に動かず、ゆっくりと上がる。
  • 水面に浮かんでいるときが最も危険なため、入水直後はできるだけ早く潜り、表面に長時間留まらない。

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