安全ヘルメットの試験概要
安全ヘルメットは使用時の安全性を保証するため、さまざまな試験を受けます。テストは金属製のヘッドフォームにヘルメットを装着し、測定データを取得しながら実施されます。
衝撃試験
- ヘルメットに対し、異なる金属面を模した衝撃面に落下させ、加速度(g)を測定します。落下加速度が大きいほどg値が上昇し、ヘルメットへのダメージリスクが高まります。300 g を超えると不合格となります。
安定性試験
- ヘルメットの後部にワイヤーロープを取り付け、前方に延ばした状態で重りを落下させ回転荷重を与えます。その後、ヘッドフォームを180度回転させてヘルメットを再装着し、同様のテストを繰り返します。ヘルメットはヘッドフォーム上でずれることは許容されますが、外れてはなりません。
フェイスシールド試験
- フェイスシールドはペレットライフルからの直接射撃に耐える必要があります。ヘルメットを固定し、約310 mph(約500 km/h)で発射された軟らかい鉛ペレットがシールドを貫通しないことを確認します。レース用ヘルメットの場合、シールド内部のへこみが2.5 mm を超えてはなりません。
