水の熱吸収・蓄熱能力とは?
水は非常に高い比熱(熱容量)を持ち、温度が上がり始める前に大量の熱エネルギーを吸収します。そのため、極端に熱くなることなく多くの熱を蓄えることができます。
例
水が沸騰するのに時間がかかるのは、この高い比熱が原因です。空の鍋を火にかけるとすぐに熱くなり燃えますが、鍋に水を入れて同じ火力で加熱すると、鍋自体はそれほど熱くならず、熱の大部分が水に吸収されます(ミネソタ大学の研究)。
太陽熱の蓄積
湖や海などの大きな水体は、太陽エネルギーを蓄える巨大なリザーバーとなり、気温の急激な変動を緩和します。一方、砂漠のように水がほとんどない地域では、熱の調整ができず、昼は非常に高温、夜は急激に冷え込むという極端な気候になります。
熱容量
液体の中でも水は比熱が最も高い部類に入り、温度を大きく変えるには膨大な熱エネルギーが必要です。
