行方不明の友人を探すための捜索・救助手順

遠隔地でキャンプ中、仲間の一人が単独でハイキングに出ましたが、日没までに戻らず、捜索が必要な状況です。ここでは、すぐに外部の救助を呼べない場合の対処法をステップごとに紹介します。

手順

  1. 残りのメンバーを集め、状況を共有し情報を収集します。目的地はどこだったか、体力や装備はどうかを確認します。体力があり装備が整っている人は遠くまで行く可能性があります。

  2. スキルや装備に応じて役割を分担します。例えば無線が3台あるなら、2名で捜索に出て、1名は無線とともにベースキャンプに残ります。失踪者が戻ってくる可能性に備えて、必ずベースに人を残す必要があります。

  3. エリアマップを確認し、トレイルや小川、尾根などの移動経路を推測します。失踪者の趣味が手がかりになります。ロッククライマーなら崖、バードウォッチャーなら湿地や展望台を目指すかもしれません。

  4. 各捜索チームに無線、トポグラフィックマップ、GPSを装備させます。これにより捜索者とベースキャンプ間で情報が常に共有できます。

  5. 無線やGPSがない場合は、捜索範囲を小さく区切ります。チームごとにエリアを割り当て、エリア内を往復しながら声を掛けて足跡を探し、ベースに戻ります。必要に応じて繰り返します。

  6. 外部救助が必要かどうかの判断基準を設けます。数時間捜索しても見つからない場合は、捜索救助機関へ連絡すべきです。911に電話し、ベースキャンプのGPS座標があれば伝えます。

  7. 負傷者の搬送準備を行います。ヘリコプターが着陸できる平らで障害物のない場所を地図で確認し、電線や高い柱など上空から見えにくい危険物をパイロットに知らせます。

  8. 負傷者の搬送時は標準的な応急処置を実施します。首や背中に怪我が疑われる場合は、医療支援が来るまで極力動かさないようにします。意識がない場合は呼吸と気道を確保し、心拍が安定しないならCPRを行います。可能なら暖かい場所に移し、衣類や熱い飲み物、火、体温の高い人との接触で低体温症を防ぎます。

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