糞便閉塞(便秘による硬便)の対処法と治療手順
必要なもの
- 高繊維シリアル(ブラン、全粒シリアル)
- 乾燥果物(アプリコット、デーツ、プルーン)
- 乳酸マグネシウム(Milk of Magnesia)
- グリセリン坐剤
- ミネラルオイル(浣腸用)
- 軟便剤・下剤
- ラテックス手袋
- 潤滑剤(ワセリン)
- 大量の飲料水
- 救急キット
症状と注意点
糞便閉塞は、便が硬く固まり、通常の排便で排出できなくなる重篤な便秘の合併症です。次のサインが見られたら注意してください。
- 排便が全くない
- 直腸に満腹感がある
- 腹部膨満や不快感
- 尿失禁
- 左下腹部に硬い塊が触れる
- 水様性の便や直腸からの分泌物
治療手順
大量の水分を摂取し、澱粉質や肉類の摂取は控える。
高繊維食品(果物、葉野菜、ブラン、全粒シリアル)を十分に摂取する。乾燥果物(アプリコット、デーツ、プルーン)は携帯に便利。
軟便剤、下剤、または乳酸マグネシウムを投与する。
グリセリン坐剤を使用し、硬化した便の排出を促し、直腸粘膜への損傷を防ぐ。現場に坐剤がない場合は、ミネラルオイルで簡易浣腸を作成できる。
上記で改善しない場合は、ラテックス手袋を装着し、グリセリンまたはミネラルオイルで浣腸を行い、指で便の塊を慎重に探す。
指先で便の塊を少しずつ分解しながら、坐剤で排出を試みる。直腸粘膜を傷つけないように注意する。
以下の場合は速やかに医療機関へ搬送する:便の位置が指で確認できない、デジタル探査で除去できない、発熱がある、直腸粘膜に損傷が見られる。
