安全バリアと自動車の相互作用
衝突
自動車と安全バリアの最も顕著な相互作用は衝突です。衝突の原因はさまざまですが、バリアの種類によって結果も変わります。たとえば、コンクリートバリアに衝突すると、バリア側も車体側も大きな損傷を受けやすくなります。一方、水で満たしたプラスチックバリアに衝突した場合、プラスチックが破れ車体に損傷が生じますが、コンクリートほどの衝撃は受けません。また、水バリアは車両をすぐに止めることは難しく、速度が高いほど複数のバリアを突き抜ける可能性があります。
安全試験
自動車メーカーは安全基準を満たすか検証するため、テストダミーを乗せた状態で車両をバリアに衝突させます。衝突時の車体損傷やダミーの安全装置の作動状況を解析し、設計の改良や安全機能の評価に活用します。
誘導(交通整理)
バリアは必ずしも車両を停止させるためだけに使われるわけではありません。反射テープや点滅灯を付けた移動式バリアは、特定の方向へ車両を誘導する役割を担います。例えば、道路工事現場で設置されるバリケードは、60 mphで走行する車を止めることは目的とせず、ドライバーに進入禁止や迂回路への誘導を示すために配置されます。
