エイズ(AIDS)の末期症状と合併症
日和見感染症
免疫力が低下したエイズ患者は、肺炎など通常は軽症で済む感染症でも重篤化しやすく、日和見感染症は「エイズ診断基準となる疾患」とみなされます。
感染症の症状
- 夜間の大量の発汗、寒気、頭痛、体温が37.8℃以上の発熱、疲労感、慢性下痢など。
- 口腔カンジダ症(白い斑点や病変)、視力のぼやけ、体重減少なども頻繁に見られます。
肺胞性肺炎(Pneumocystis carinii肺炎)
エイズ患者がこの肺炎を発症すると、平均余命は約2年とされています。進行期に再発すると余命は半減することがあります。
神経系障害
研究によると、エイズ患者の約40%が脳機能障害や神経障害を起こします。行動変化、思考の障害、バランス感覚の低下などが見られます。
がん
末期エイズ患者では、カポジ肉腫、リンパ腫、女性の子宮頸がんなどの悪性腫瘍が多く発生します。近年の治療進歩により、これらのがんの予後は改善されています。
