医薬品ラベルの要件
米国では毎年約150万件の防止可能な薬剤エラーが報告されています(2007年の白書)。処方薬と一般用医薬品(OTC)の使用が増加し、成人は平均7〜10種類、高齢者は19〜27種類の薬を服用しています。
ラベルの要件は重要です。米国の成人の半数以上が健康リテラシーが低く、薬のラベル表記の違いが理解しにくいため、FDAはラベルの統一と分かりやすさを推進しています。
処方薬ラベルに関するFDA規則
- 薬剤名、調剤薬局の名称・住所、ロット番号(シリアル番号)を必ず記載。
- 医師名、患者名、使用方法・服用指示も必須。
添付文書(インサート)の要件
- 薬剤の科学的根拠、適応症、禁忌の概要。
- 用量、剤形、使用期限の明記。
- 副作用、他薬剤との相互作用、依存性、保管・取扱い方法。
- 成分一覧。特定の着色料、アスパルテーム、亜硫酸塩などは追加警告を付記。
一般用医薬品(OTC)ラベルの要件
- 使用方法と注意事項、成分一覧、製品の目的を明示。
- 年齢層や対象者別の服用指示、保管方法、含有ナトリウム量などの情報。
- 使用期限、ロット番号、製造者の名称・住所、過剰摂取時の対処法を記載。
