支援技術専門認定(RESNA)

北米リハビリテーション工学・支援技術学会(RESNA)は、1979年に非営利の専門団体として設立され、障害者が日常生活を行うための支援技術(Assistive Technology)に関わる専門家を対象としています。研修セミナーやネットワーキングイベントに加え、支援技術機器の販売・導入を行う人向けに「Assistive Technology Professional(ATP)」認定プログラムを提供しています。

学位取得者向け資格要件

  • リハビリテーション科学の准学士(2年制)取得者で、週36時間以上勤務し、過去5年以内に支援技術分野で最低2年の実務経験がある場合、RESNA認定の対象となります。週17.5時間以上勤務の場合は3年の経験が必要です。
  • リハビリテーション科学の学士取得者で、フルタイム(週40時間)勤務の場合、パートタイムで2年(週9時間以上)またはフルタイムで1年の実務経験があれば認定を受けられます。

学位未取得者向け資格要件

  • リハビリテーション科学以外の学士を有する場合、過去5年のうち4年間で週17.5時間以上勤務していれば認定対象です。
  • 他分野の准学士取得者は、週36〜40時間、4年間の支援技術実務が必要です。パートタイム勤務の場合は、過去6年で5年分の実務経験が必要です。
  • 高校卒業のみの場合、支援技術分野でのフルタイム勤務が1年必要です。また、20時間以上の支援技術研修修了証明も求められます。

試験

認定取得には筆記試験に合格する必要があります。試験は200問の選択式問題で、所要時間は最大4時間です。受験は米国内の700以上のRESNA認定テストセンターで、コンピュータを使用して実施します。出題範囲は、利用者のニーズ評価、介入戦略、介入の実施・評価、専門職としての倫理・行動などです。受験料は2011年3月時点で500米ドルでした。模擬試験や学習教材は別途料金で購入可能です。

認定の更新

認定は取得後2年間有効です。更新には、認定期間中に週最低9時間以上支援技術の実務に従事し、専門能力開発(PD)要件を満たす必要があります。PD要件の例としては、再度初回試験を受験する、20時間の継続教育を受講する、または大学の学位取得に相当する2単位の学術クレジットを取得する、などがあります。

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