アリゾナ州の医療規制
アリゾナ州の医療は、アリゾナ保健局(Arizona Department of Health Services)が管轄しています。同局は行動保健、疾病予防、環境保健などのプログラムを統括し、公共政策とリーダーシップを通じて個人と地域の健康基準を高めることを使命としています。
助産師
アリゾナ州の助産師免許制度は、州保健局の特別免許課(Office of Special Licensing)での試験合格を条件に、助産業務の実施を認めています。助産師は主に自宅で出産をサポートし、合併症が生じた場合は医師に相談します。また、米国助産師大学(American College of Nurse-Midwives)で認定を受けた看護師は、州看護委員会(State Board of Nursing)からの免許で助産業務を行うことができます。
がん登録
アリゾナがん登録(Arizona Cancer Registry)は、州内のがん患者情報を収集・分析するための全州規模データベースです。設立当初は任意報告でしたが、1988年以降はほとんどの医療提供者に新規がん症例の報告が義務付けられました。個人情報は保護され、公開されるのは統計的な集計データのみです。
感染症報告
医療提供者は、HIV感染、肝炎、マラリアなど多数の感染症を、通常は郡や部族の保健機関へ報告する義務があります。診断後5日以内に報告することが基本ですが、州によっては24時間以内の報告が求められるケースもあります。報告対象となる疾患と報告期限の一覧は、アリゾナ保健局のウェブサイトで確認できます。
新生児検査
アリゾナで出生したすべての赤ちゃんは、嚢胞性線維症や聴覚障害などの疾患検査を受けます。検査は、看護師が赤ちゃんのかかとから数滴の血液を採取して行い、異常が見つかった場合は保護者に連絡されます。
