カリフォルニア州エレベーターの安全基準と建築要件
カリフォルニア州のエレベーター安全令は、少なくとも16種類のエレベーターやリフトに対する要件を定めています。要件は設置年により異なりますが、すべてのエレベーターに共通する基本的な規定もあります。これらの規則はカリフォルニア労働局(Department of Industrial Relations)の第8編第4章第6節で管理され、建築コードとは別に適用されます。
計画提出と通知
エレベーターを新設する、または既存エレベーターに変更を加える場合、責任者または業者は「意向書(Letter of Intent)」を州に提出し、設置計画や図面を添付しなければなりません。提出された計画は、対象エレベーターの種類に応じたカリフォルニアエレベーター安全令に適合している必要があります。
初回検査
設置や改修が完了したら、地方のエレベーター担当部門に通知し、検査の予約を行います。エレベーターの新設、改造、再稼働のすべてに対して検査が義務付けられています。検査はケーブル駆動、斜面式、油圧式など各種エレベーターに適用される安全令に基づき、機械室の構造、電気設備、対重、非常装置などを確認します。具体的な要件は対象エレベーターのタイプと設置年によって異なるため、該当する安全令を直接参照してください。
年次検査と許可更新
多くのエレベーターは年1回、その他は2年に1回の定期検査が義務付けられています。所有者は許可の有効期限が切れる30日前までにエレベーター地区事務所へ連絡し、検査のスケジュールを取ります。検査に合格すれば許可は更新されますが、基準を満たさない場合は検査官が「暫定指示(Preliminary Order)」を発行し、是正作業を求めます。
暫定指示と是正措置
検査官が暫定指示を出した場合、所有者は30日以内に必要な修正を行い、再度事務所へ報告しなければなりません。期限内に対応しないと「危険状態是正命令」や「是正を示す命令(Show Cause)」が発行され、さらに30日以内に是正しないとエレベーターは停止されます。また、重大な危険があると判断された場合や、検査・許可料の未納が60日以上続く場合、あるいは安全令に違反していると認められた場合にも、州はエレベーターを停止させる権限を有します。
