耐火性とは何か? UL評価と対象製品の解説
基本定義
「耐火性」とは、製品が火災に対して耐え、火の拡大を遅らせる能力を指します。独立した製品安全認証機関であるUnderwriters Laboratories(UL)は、様々な構造部材や素材に対し、クラスA、B、Cのいずれかで耐火評価を行います。クラスAが最も高い保護レベル、クラスBは中程度、クラスCは最低の保護を示します。
対象製品
ULは以下のような建築材料やシステムに対し耐火評価を付与しています。
- 壁・仕切り、梁・屋根、柱、床、建築接合部システム
- 電気回路保護システム、貫通部防火システム、ダクト組立・ダンパー
- 防火ドア、ガラスおよび関連機器
製品開発
民間企業はULの耐火基準に適合したアセンブリや製品を設計し、完成品をULに試験・認証依頼します。認証取得後、製品にはUL承認マークが付与されます。
試験方法
ULは年間19,000件以上の製品を評価しています。試験は制御された実験室で火災を再現し、所定の時間ごとに火の拡大抑制性能を測定します。評価結果は、製品が火災からどれだけ長時間保護できるか、そして拡散をどれだけ遅らせられるかを示す耐火等級として表されます。
データベース
ULは、66,000社以上のメーカーが提供する約200億点の製品情報をオンラインデータベースで公開しています。ここではUL承認マークが付いた全耐火製品と、関連する安全基準や耐火評価の詳細を検索できます。
