ウイルス性脳炎拡散防止のための対策プロトコル
ウイルス性脳炎は、ウイルスが脳に感染する疾患で、代表例として西ナイルウイルスがあります。人から人への感染は極めて稀で、主に蚊に刺されることで感染します。拡散防止の基本は、蚊の数を減らすことと、蚊に刺されないよう自分自身を守ることです。
虫除けの使用
- 夕暮れや夜明けなど蚊が活発になる時間帯に外出する場合は、DEET(ジエチルトルエン)を含む虫除けを使用してください。DEETは40年以上の実績があり、使用方法を守れば大人も子供も安全です。
- 2か月未満の乳児にはDEET製品は使用しないでください。顔や傷、切り口への塗布は避け、衣服の下にも直接塗布しないようにします。
- 子どもに塗布する際は、まず自分の手にスプレーし、手で優しくなじませてから子どもの皮膚に塗ります。目・口・手の周りへの付着は防ぎましょう。
- 屋内での使用は避け、屋外から室内に戻ったら皮膚を洗い流してください。必ず製品ラベルの指示に従いましょう。
蚊のコントロール
- 庭や敷地内の水たまりをすべて除去します。ゴミ、バケツ、古いタイヤ、ボトルのキャップなど、わずかな水でも蚊の繁殖場になります。
- バードバスは4日ごとに水を入れ替え、蚊が産卵できないようにします。
- プールや温浴槽は塩素で管理し、使用しないときは蓋をしておきます。
- 雨樋が詰まっていないか確認し、雨水がスムーズに流れるようにします。
- シトロネラキャンドルは火を灯すと蚊を寄せ付けにくくする効果があります。
- コウモリハウスやバードハウスを設置し、自然の捕食者を呼び込みましょう。
- 窓やドアの網戸に破れや穴がないか点検し、開放時間を最小限に抑えます。網戸のない窓は開けないようにしてください。
その他の予防策
- 蚊が最も活発になる時間帯は屋内にとどまり、外出する場合は肌を露出しない長袖・長ズボンを着用します。
- 寝室は網戸付きにし、エアコンや扇風機を使用して風を作り出すと蚊が飛びにくくなります。
- 外出時に香水を使用しないと、蚊に寄り付かれるリスクが減ります。
- 死んだ鳥に触れないようにし、もし見つけたら地域の保健所へ連絡してください。これは西ナイルウイルスが流行している可能性の指標となります。
