エポキシ樹脂で被覆したグラスファイバーの健康影響と安全対策
エポキシ樹脂は、ガラス繊維を結合するために「編み込み」形状のグラスファイバー製造で使用される高分子です。エポキシ樹脂でコーティングされたグラスファイバーは、主にプールやボートの構造材として利用されています。未硬化のエポキシ樹脂は皮膚刺激性があり、取り扱いには適切な健康安全規則を守る必要があります。
副作用
- エポキシ樹脂は接触皮膚炎ややけどを引き起こすことがあります。オンタリオ大学職業・環境保健学部の調査(130名の作業者)では、8名が手や前腕に皮膚炎を、数名が頭部・首部に刺激症状を呈しました。加熱処理されたグラスファイバーエポキシ樹脂は皮膚炎を起こさないことが確認されています。
発癌性について
- 2001年の国際がん研究機関(IARC)の評価では、エポキシ樹脂の有無にかかわらず、グラスファイバーはヒトに対して発癌性がないと結論付けられました。
安全対策と予防
- 未硬化のエポキシ樹脂で被覆されたグラスファイバーの取り扱いは避け、必ず熱処理済みの製品を使用してください。作業時は定期的に洗濯できる保護服を着用し、手袋、ゴーグル、粉塵防止用マスクの着用を推奨します。また、狭い空間での作業は控えるべきです。
