OSHAの圧縮空気銃に関する規制

OSHA(米国労働安全衛生局)は、1970年に議会の権限を得て、労働者の安全・健康を守る基準の策定・施行と、教育・訓練を提供しています。圧縮空気ブローガンの使用についても、空気供給源から作業工具の先端までのすべての工程に対して規則が定められています。

圧力緩和装置

内径が1/2インチ(約12.7mm)を超える供給ラインや分岐管には、安全装置の設置が義務付けられています。この装置は、ホースが破裂した際に工具へ伝わる圧力を低減し、事故を防止します。

エア駆動ネイラー等

自動給紙式のエア駆動ネイラー、ステープラー、その他高速で部材を射出する機器は、接触マズル(ノズル)が作業面に接触しているときのみ射出が許可されます。許容圧力は100psi(約689kPa)以下と定められています。

安全な結合部

エアガンが供給ホースから誤って外れないよう、何らかの「確実な」手段で工具をホースに固定する必要があります。2003年のOSHA解釈書では、クイックディスコネクト式やプルダウン式スリーブカップラがこの要件を満たすとされています。プルダウン方式は、カップリングリングを引っ張りスプリングを解放し、工具が外れた際にホース口が自動的に閉じる仕組みです。

エアによる清掃

圧縮空気での清掃は原則禁止です。例外として、ノズル先の圧力を30psi(約207kPa)未満に低減し、適切なチップガードと個人保護具(PPE)を着用した場合に限り許可されます。1994年のOSHA解釈書は、飛散するチップや破片から作業者を守るための規則であると説明しています。また、圧縮空気で衣服や皮膚を吹き飛ばす行為は眼や呼吸器への重大なリスクがあるとして禁止されています。海事部門の規則でも同様に自己清掃のためのエア使用は禁じられており、全産業でのベストプラクティスとされています。

職場の安全 - 関連記事