ストレッチャーの安全な運搬方法
患者を安全にストレッチャーへ移乗し搬送するには、患者本人だけでなく搬送者の安全も確保することが重要です。緊急時や車椅子から自力で移動できない場合に、適切な手順で搬送できるようにしましょう。
搬送手順
患者の安全ベルトをしっかり締め、ストレッチャー上にいる間は固定したままにします。
患者に行う操作を事前に説明し、驚かせず尊重していることを伝えます。
ストレッチャーの頭側に1名、足側にもう1名の2人で位置取りします。
足を肩幅に開き、つま先を少し前後にずらしてしゃがみます。
背中と腹筋をしっかり固定し、腰はやや前弯させます。
体重は足の指先(前足部)に均等にかけ、両足とも地面につけたまま持ち上げます。
手はストレッチャーのバーをしっかり握り、手のひらは上向き、指はバーの下に添えます。
脚の筋肉を使い、背筋を緊張させたまま「1・2・3」のカウントで持ち上げます。
運搬中に疲労を感じた場合や、長距離・坂道を運ぶ際、または搬送者の体格差が大きい場合は適宜休憩します。
