安全機能

  • グロックには複数の内部安全機構が組み込まれています。

    • トリガーセーフティ:レバー式で、指がかからない限りトリガーが作動しません。
    • ファイアリングピンセーフティ:トリガーが引かれるまで、ファイアリングピンの溝に突き出てロックします。
    • ドロップセーフティ(トリガーハウジング機構):発射ピンが安全ランプに乗ることで解除されます。

外部安全機構の欠如

  • 上記の安全機構はすべて内部に収められており、外部にマニュアルレバーやハンマー、デッコッカーは装備されていません。シングル・ダブルアクションの銃と異なり、外部操作で安全を確保する手段がありません。

マニュアルセーフティの導入

  • 近年、一部のグロックモデルに外付けのマニュアルセーフティがオプションとして提供されています。ステンレス製のレバーをフレームに取り付け、コルト1911の安全装置と同様に、レバーをオフにしない限り発射できません。

実務での活用例

  • 警察官が容疑者と格闘中に銃を奪われた場合、マニュアルセーフティが作動していると、銃の解除に数秒の余裕が生まれます。民間人でも、武装した攻撃者に銃が奪われた際に、セーフティが作動していれば、逃走や援助要請の時間を稼げます。

基本的な銃安全の原則

  • マニュアルセーフティの有無に関わらず、以下の基本ルールは必ず守ります。

    • 常に銃口は安全な方向に向ける。
    • 銃は装填されているかのように取り扱う。
    • 使用しないときはアンロードし、子供や未熟練者の手の届かない安全な場所に保管する。
    • 適切な訓練と安全手順の知識なしに使用しない。