ウェストバージニア州で黒肺病の給付を受ける手続き
概要
ウェストバージニア州は石炭採掘が主要産業ですが、採掘作業は危険で、長年従事した労働者は黒肺病(炭肺症)になるリスクがあります。黒肺病は気道を塞ぎ、激しい咳や呼吸困難を引き起こします。予防・治療は可能ですが、放置すると不可逆的な損傷になります。米国連邦政府は「石炭鉱山労働者補償部門(Division of Coal Mine Workers' Compensation)」を通じて、医療費や関連費用の給付を提供しています。
必要な書類
- 雇用証明書類(例:W-2、給与明細)
給付申請手順
- 申請者の確認
現在または過去の鉱夫が対象です。死亡した場合は遺族(配偶者・未成年の子ども)が給付を受けられます。 - ウェブサイトへアクセス
米国労働省「Workers' Compensation Programs」https://www.dol.gov/owcp/にアクセスし、Division of Coal Mine Workers' Compensation を選択し、Filing a Claim をクリックします。 - 適切な申請タイプを選択
個人鉱夫、遺族、代理人のいずれかを選びます。必要な申請書は以下の通りです。- 個人鉱夫:CM-911、CM-911a
- 遺族:CM-912、CM-911a
- 代理人:CM-910(CM-787の承認が必要)
- 申請書の記入と印刷
オンラインで入力した後、提出前に必ず印刷して保存してください。症状、障害、勤務履歴などを記入します。 - 雇用証明書類の提出
社会保障局が情報を確認しますが、W-2 などの書類を添付すると審査が早まります。 - 肺機能の総合評価を受ける
申請が処理段階に入ると、地区事務所から検査の予約連絡があります。ウェストバージニア州は第3地区に属し、チャールストン事務所(Boone 県等)とパーカーズバーグ事務所(その他の県)があります。検査を拒否すると給付が却下される可能性があります。 - 追加証拠提出の案内を待つ
「追加証拠提出スケジュール」の通知が届きます。医師の診断書や専門医の意見書などを提出し、権利を確実に主張してください。必要に応じて弁護士に相談するとよいでしょう。弁護士費用は通常雇用主が負担し、請求が却下されても費用は請求者の負担になりません。 - 雇用主による二次検査(必要な場合)
政府の検査と同様に、雇用主が指定する医師による検査を受けることがあります。拒否すると給付が認められないことがあります。 - 書類の最終提出と承認待ち
全ての書類が揃い次第、地区事務所から承認結果や質問への回答が連絡されます。
