冷却水処理配管の腐食防止策
冷却水処理配管は、ボイラーや熱交換システムで温度低減に必要な水を取り扱うために使用されます。水と金属が接触すると腐食のリスクがあるため、適切な対策が必要です。
配管材質の選定
長時間にわたり高温・低温の水にさらされる配管は、腐食に強い材料で作ることが重要です。ステンレス鋼やチタンは水と反応しにくく、銅も耐食性が高いため一般的に使用されます。
化学的コーティング
配管の内外面に化学コーティングを施すことで、水による腐食を防止します。設置前にスプレー塗布する方法や、システム稼働中に薬剤を循環させて内部にコートする方法があります。これにより、金属表面が保護されます。
電位差(ガルバニック)防止
異種金属を近接させると電位差が生じ、相互に腐食が進行します。ガルバニック反応が起きやすい組み合わせは避け、同種または電位差の小さい金属を選定してください。
有機物(スライム)対策
冷却水中に繁殖する微生物(スライムや藻類)は、配管内に付着して流路を詰まらせ、腐食を促進します。設置前に配管を徹底的に洗浄し、定期的なフラッシュ洗浄で微生物を除去しましょう。
以上の対策を組み合わせて、冷却水処理配管の長寿命化と安全運転を実現してください。
