MSDS(化学物質安全データシート)の要件

MSDS(Material Data Safety Sheet、化学物質安全データシート)は、職場で使用される化学物質の仕様や安全情報をまとめた資料です。OSHA(米国労働安全衛生局)が義務付けており、窓用洗剤やフィルム現像液、エンジンオイルからスターターフルードまで、あらゆる化学物質に適用されます。

提供要件

  • 職場で使用するすべての化学物質のMSDSは、従業員がすぐに参照できるように目立つ場所に掲示する必要があります。保管場所や使用場所の近くの壁に貼り出すか、OSHAが提供する黄色のMSDSブックを見える位置に置く方法があります。
  • 来客や顧客からの要請があれば、閲覧を許可しなければなりません。ただし、コピーを提供する義務はありません。

必須情報

  • MSDSは定められたテンプレートに従い、英語で作成しなければなりません。必須項目は以下の通りです。
    • 化学物質の名称と別名
    • 全成分のリスト
    • 発がん性や健康リスクのある成分の有無
    • その他の危険性(例:引火性、腐食性)
  • さらに、緊急時の対処方法として、清掃手順や応急処置の指示も記載することが推奨されます。

違反時の罰則

  • OSHAのMSDS要件に違反した場合、違反の種類や件数に応じて最大70,000ドル以上の罰金が科されることがあります。罰金は最大額が自動的に適用されるわけではなく、検査官の裁量で決定されます。

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