TIG溶接の安全基準と作業手順

TIG(タングステン・イナートガス)溶接は、タングステン電極でアークを発生させて金属を溶接する方法です。赤外線・紫外線の強い放射、火災リスク、感電危険が伴うため、作業者は以下の安全対策を必ず守る必要があります。

装備

  • 作業時は耐火性の防護服を着用し、側面シールド付きの逆光防止ゴーグル、フェイスシールド付きヘルメット、フィルターレンズを必ず装着します。
  • 綿やウールなど燃えにくい素材の服を選び、ポケットのないシャツ、ボタン式の襟、裾を折り返さないズボンを着用します。
  • 手は耐炎性のガントレットタイプのグローブで保護します。

作業エリア

  • 耐炎シールドやスクリーンを設置し、十分に換気された場所で溶接を行います。
  • 現場の見やすい場所に消火器を配置し、溶接エリアには警告サインを掲示します。
  • 近くにいるすべての人は保護眼鏡を着用する必要があります。

機器の点検

  • 電源、ワイヤーフィーダ、ガン・ライナー、電極ホルダー、ケーブル、コネクタ、端子、電気安全装置などの電気接続部を定期的にチェックします。
  • 接続不良やケーブルの露出部分、湿った環境での作業は感電リスクが高まります。
  • ホースは摩耗・緩み・漏れを確認し、損傷部分は切除して再接続します。テープでの修理は絶対に行わないでください。

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