OSHAが定める産業用トラック(フォークリフト)トレーニングと認証の要点

概要

1996年に米国労働安全衛生局(OSHA)の統計で、産業用トラック(フォークリフト)の事故が17,000件以上報告されました。これを受けてOSHAは連邦規則 29 CFR 1910.178 を改正し、研修と認証の要件を厳格化しました。新ルールにより、年間9,000件以上の事故が防止できると期待されています。

研修の構成

OSHAは、資格を持つ指導員が以下の3段階で研修を実施することを求めています。

  • 講義(理論)
  • 実地練習(ハンズオン)
  • 評価(テスト)

研修内容

■ 車両に関する項目

  • フォークリフトの操作方法、各種コントロールや計器の使用方法、メンテナンス
  • 給油手順、積載能力、各種アタッチメントの使用方法

■ 作業現場に関する項目

  • 狭い通路や歩行者がいるエリアでの走行・旋回技術
  • 換気不良エリアの識別と対策

評価

研修後、リフレッシュ研修後、そして3年ごとに評価を実施することが義務付けられています。

認証

認証書には必ず以下の情報を記載します。

  • 受講者氏名
  • 研修・評価実施日
  • 指導員氏名

リフレッシュ研修

以下のいずれかに該当した場合、リフレッシュ研修が必要です。

  • 事故が発生したとき
  • 機材が変更されたとき
  • 安全でない行動が目撃されたとき
  • 3年が経過したとき

職場の安全 - 関連記事