液体窒素の安全な保存方法

液体窒素は極低温のため、取り扱いを誤ると窒息、凍傷、低体温症、さらには爆発の危険があります。酸素が置換されると酸欠状態になり、空気中の酸素濃度が上昇すると可燃性が増すため、正しい保管が命を守ります。

手順

  1. 液体窒素は、二重壁で大気に放出できるデワーや、圧力リリーフバルブを備えた加圧容器に保管します。デワーは内部圧が上がった際に自動で蒸気を放出し、安全を確保します。

  2. 保管場所は十分な換気が確保されたエリアに設定し、酸素濃度低下を検知できる低酸素センサーを設置します。実験室など換気が不十分な環境では、使用量を最小限に抑えてください。

  3. 液体窒素の輸送時は、開放型のユーティリティ車両に固定し、密閉車両での輸送は避けます。階層間の移動は、専用のカートやリフトを使用して安全に行います。

  4. 使用・保管・輸送のすべての工程で安全対策を徹底します。安全シャワーや目洗い装置を常備し、作業手順を文書化して従業員に教育します。作業時はフルフェイスシールド、低温用手袋、必要に応じて呼吸用エア供給装置などの個人保護具を必ず着用してください。

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