米国における液体酸素貯蔵の規制と安全基準
病院や建設現場では液体酸素を保管することが頻繁にあります。液体酸素は非常に揮発性が高く、こぼれると火災や爆発の危険があります(MSDS参照)。米国では、事故による燃焼を防止するため、保管施設に対して厳格な基準が設けられており、これらは労働安全衛生局(OSHA)によって定められています。
保管施設の設置場所
- 可能な限り屋外に保管してください。屋内に保管する必要がある場合は、液体酸素専用の別棟に設置し、非燃焼性の構造材で作られ、十分な換気が確保されたものに限ります。また、作業員が迅速にタンクへアクセスできるようにします。
漏洩防止対策
- 保管場所はすべて非燃焼性の床面である必要があります。アスファルトは使用禁止です。漏洩がアスファルト上で起きると、歩行者や車両が接触した際に爆発の危険があります。
保管施設の高さ
- 1,000ガロン(約3,785リットル)以下の液体酸素を保管する施設は、地上から最低50フィート(約15メートル)以上の高さに設置しなければなりません。
- 1,000ガロンを超える場合は、最低90フィート(約27メートル)以上の高さが必要です。
