感染症リスク

犯罪現場で証拠を採取する技術者は、血液、唾液、精液など様々な体液を扱います。これらにはHIVやその他の性病、結核、肝炎などの感染症が潜んでいる可能性があります。被害者や加害者の医療歴が不明なことが多いため、最大限の注意と安全手順の遵守が必須です。

汚染リスク

体液や生体証拠の取り扱いミスは、技術者自身だけでなく、周囲の人や証拠全体を汚染する危険があります。血痕を踏むだけでも靴に付着し、感染や証拠の汚染につながります。また、指紋採取に使用する粉末などの化学薬品も適切に扱わなければ、皮膚や呼吸器への危害を招きます。汚染された証拠は、後の法廷で信頼性が損なわれる原因となります。

適切な廃棄

証拠採取後の処理・廃棄にも安全対策が求められます。危険物はバイオハザード用の容器に入れ、規定に従って処分しなければなりません。誤って廃棄した場合、子どもやホームレスの方がごみ箱を掘り返すことで、感染性の高い物質に触れ重篤な健康被害を受ける恐れがあります。