赤ちゃんが生後11週で授乳していないのに、胸がまだミルクを出す理由とは?
授乳していないのに乳汁が出続けるとは?
出産後、授乳をやめても胸からミルクが出ることがあります。これは「乳漏れ(ガラクトレア)」と呼ばれ、さまざまな要因が関与しています。
主な原因
ホルモンバランスの変化
エストロゲンやプロゲステロンは乳汁分泌に関わるホルモンです。出産後はこれらのホルモンが自然に減少し、乳汁産生が止まりますが、減少が遅れると乳漏れが続くことがあります。
甲状腺機能低下症
甲状腺は代謝を調節しますが、機能低下(甲状腺低下症)になるとプロラクチンという乳汁分泌を促すホルモンが増加し、乳漏れを引き起こすことがあります。
使用中の薬剤
一部の薬は副作用として乳漏れを起こします。代表的なものは抗うつ薬、抗精神病薬、降圧薬(例:ベータ遮断薬)などです。
下垂体腺腫(腫瘍)
まれに、脳底にある下垂体に良性腫瘍ができると、プロラクチンの分泌が過剰になり乳漏れが生じます。腫瘍自体は癌ではありませんが、適切な診断が必要です。
対策と受診の目安
授乳していないのに乳汁が出続ける場合は、早めに医師の診察を受けましょう。血液検査でホルモン値や甲状腺機能を確認したり、必要に応じてMRIで下垂体の状態を調べたりします。
