臍帯が切れた後、臍の切り株が突き出るのはなぜ?
臍帯が自然に落ちた後に残る小さな組織を「臍の切り株」と呼びます。切り株が腹部から少し突き出て見えることがありますが、これは主に次のような理由によります。
1. 自然治癒過程
臍帯は出生時にクランプされて切断され、残った切り株は乾燥しながら治癒します。この過程で組織が収縮し、わずかに隆起したように見えることがあります。
2. 臍輪(へそリング)の大きさ
新生児の腹壁には臍帯が通っていた開口部(臍輪)があり、赤ちゃんではこの開口部が比較的大きいです。そのため、腹筋が緩んでいるときや仰向けに寝ているときに、切り株が目立って突き出て見えることがあります。
3. 臍ヘルニア
一部の赤ちゃんでは、腸の一部が臍輪付近の弱い部分を通って突出し、切り株が大きく見える「臍ヘルニア」が起こります。これは新生児に比較的多く、腹筋が強くなるにつれて自然に改善することが多いです。
ほとんどの場合、突き出た切り株は正常な治癒過程の一部です。ただし、以下のような感染症状が見られたらすぐに医師に相談してください。
- 赤みや腫れが広がる
- 膿や異臭がする
- 分泌物が増える
