胸部手術の流れと手順

1. 手術前評価

胸部手術を受ける前に、全身状態や手術適応を確認するため、徹底した術前評価が行われます。主な項目は以下の通りです。

  • 身体診察
  • 血液検査
  • 画像検査(X線、CT、MRIなど)
  • 肺機能検査
  • 心電図(ECG)
  • 心エコー検査

2. 麻酔

胸部手術は通常、全身麻酔下で行われます。患者は意識を失い、手術中は痛みを感じません。

3. 手術切開

切開方法は手術の種類により異なります。例として、心臓手術では胸骨正中切開(胸骨を縦に切る)が、肺手術では肋間切開(肋骨の間に切開)が一般的です。

4. 手術本体

切開後、外科医は目的に応じた処置を行います。主な内容は次の通りです。

  • 病変組織や臓器の切除
  • 損傷した組織や臓器の修復
  • ペースメーカーや人工心弁などの医療機器の埋め込み

5. 縫合・閉創

手術が終了したら、切開部は縫合糸やステープルで閉じられ、包帯やドレッシングが施されます。

6. 術後ケア

手術後は回復室で厳重にモニタリングされ、安定すれば病室へ移ります。入院期間は手術内容により数日から数週間です。疼痛管理や感染予防のための抗生物質が投与されます。

また、切開部のケア方法や徐々に活動量を増やす指示が提供されます。指示を守ることで、円滑な回復が期待できます。

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