CO2レーザーで傷跡を治す方法
レーザーリサーフェシング
CO2レーザーは厳密には「レーザー」ではなく、アブレーティブ(削り取る)方式です。熱で皮膚を燃やすのではなく、超微細な粒子のストリームで皮膚を正確に研磨します。この処理は「レーザーリサーフェシング」と呼ばれ、使用されるアブレーティブレーザーの中で最も強力なのがCO2レーザーです。エルビウム(Er:YAG)レーザーよりも高い効果が期待できます。
手順
リサーフェシングでは、皮膚表面の小さな凹凸がほぼ顕微鏡レベルで除去されます。研磨された皮膚は損傷した細胞が取り除かれた状態となり、自然に回復を始めます。残存するコラーゲンは徐々に増殖し、以前よりも厚く健康的になります。近くの健康な皮膚が創傷の治癒を助けるため、効果が現れるまでに数回の施術が必要になることがあります。
メリット
CO2レーザー治療が完全に回復すれば、傷跡は目立ちにくくなります。加えて、しわの改善効果も期待できます。全体的に皮膚組織が滑らかになるため、特に色白の方では肌のトーンや色むらが改善されることがあります。
注意点
CO2レーザーは高度な技術が求められ、施術後は日光や外的刺激から皮膚を守り、十分に回復させる必要があります。適切に管理しないと、傷跡が悪化する恐れがあります。また、施術中は痛みを伴い、赤みが数か月続くこともあります。CO2レーザーの経験が豊富な美容外科医を選び、ピーリングなど他のフェイシャルトリートメントと組み合わせて行うと効果的です。多くの医師はCO2レーザーの操作資格取得のために専用講習を受講しています。
その他のレーザー
エブリウム(Er:YAG)やN‑Liteレーザーは、傷跡組織を減少させる目的で最も一般的に使用されます。しわの改善にはCO2レーザーほどの効果はありませんが、ニキビ跡に対しては同程度の効果があります。これらのレーザーはCO2レーザーに比べて痛みが少なく、回復期間も短いです。費用面でも、2010年の相場ではCO2レーザーが全顔で約4,000ドル、単部位で約1,500ドルとされ、エブリウムやN‑Liteは1,000〜2,000ドルほど安価です。
