タトゥーショップでの健康リスクと予防策
タトゥーを入れる前に知っておきたい健康リスクと、安全に施術を受けるためのポイントをまとめました。
感染症と病気
施術時の衛生管理が不十分だと、未滅菌の針(実際はインクを皮膚に押し込むピン)による細菌感染や、血液を介したHIV、肝炎、破傷風、結核などの感染リスクがあります。FDAはこれらのリスクを指摘しています。
しかし、針ではなくピンを使用するため、インクや石鹸に触れた後の空気中でHIVはすぐに死滅し、感染リスクは低減されます。
染料・顔料への反応
タトゥーインクは50種類以上あり、施術直後から数年後までにアレルギー反応が報告されています。日光によるかゆみや炎症、スケーリング、腫れ、潰瘍、リンパ球腫(リンパ腫に似た皮膚反応)などが報告例です。FDAはインクは医薬品として承認されておらず、車の塗料やプリンターインク由来の顔料が使用されていることを警告しています。
また、酸性成分を含む郵便注文やDIYタトゥーキットの使用は皮膚刺激の原因となります。
その他の皮膚トラブル
赤色インクは肉芽腫や瘢痕(ケロイド)を引き起こすことがあります。MRI検査後に腫れや灼熱感が生じることも報告されていますが、通常は軽度で一時的です。
ヘナはタトゥー用としては承認されておらず、髪染め以外の使用は推奨されません。乾癬患者はタトゥーが症状を悪化させるケースもあると報告されています。
予防策
信頼できるタトゥーショップを選ぶことが最も重要です。地元や州の保健所で営業許可や衛生基準を確認し、清潔感があり、スタッフが十分に訓練されている店舗を選びましょう。
再利用可能な器具はオートクレーブで滅菌し、使い捨てのピンは未開封のパッケージから取り出すこと。インクは新鮮なものを使用し、トレイや容器も使い捨てか適切に消毒されたものを使います。
施術中はアーティストが手袋を着用し、施術に関係のない物(電話やペン等)に触れた場合は直ちに手袋を交換するなど、二次汚染防止策を徹底すべきです。
