耳のピン留め手術(耳形成術)について
耳のピン留めとは
耳は軟骨でできており、ピン留め手術(耳形成術)ではこの軟骨を再形成し、耳を後方に固定します。通常は吸収性のプラスチック糸で縫合します。
代替手段
耳が大きく突き出ている場合、成長が止まった子どもや成人は手術以外の選択肢がほとんどありません。一方、出生から6か月未満の乳児は、専用の耳矯正スプリントで数週間から数か月間形状を整えることが可能です。
合併症
手術前に知っておくべき合併症は稀ではありますが、切開部の感染、耳皮膚内の血栓、ケロイド瘢痕などがあります。これらは追加手術や薬物治療が必要になることがあります。
手術の流れ
局所麻酔(患者は覚醒したまま)または全身麻酔(患者は眠った状態)で行われます。成人は主に局所麻酔、子どもは全身麻酔が選ばれます。
外科医は耳の後ろに数か所切開し、軟骨を露出・再形成します。その後、吸収性糸で切開部を閉じ、両耳に包帯を装着します。包帯は清潔に保ち、糸は徐々に溶けていきます。
回復期間
手術後は回復室で麻酔が覚めるのを待ち、必要に応じて鎮痛剤が投与されます。数時間後に自宅へ帰宅でき、術後数週間は耳に痛みが残りますが、傷跡は徐々に薄くなります。
