Vaser Liposelection のリスクと注意点
Vaser Liposelection(バザー・リポセレクション)は、皮下の脂肪を除去する医療処置です。従来の脂肪吸引と異なり、Vaserは「Vibration Amplification of Sound Energy at Resonance」の頭文字で、超音波で脂肪細胞を破砕してから吸引します。2001年から2009年までに約7万件の手術が行われ、重篤な合併症は報告されていませんが、FDA の承認は受けているものの、いくつかのリスクが残ります。
火傷(バーン)
マイアミの形成外科医ダリル・J・ブリンキー氏によれば、Vaserで最も懸念されるのは火傷です。超音波エネルギーが皮膚の特定部位に集中すると、低度の熱傷が起こりやすくなります。実際には稀なケースですが、誤った操作により痛みを伴う火傷が生じる可能性があります。
出血・滲出(シーピング)
英国の美容外科医ラビ・ジャイン氏は、Vaser手術でも出血や滲出は避けられないと指摘しています。脂肪が超音波で乳化されても、吸引のために切開が必要です。切開部はすぐには癒合せず、治癒までの間に血液や脂肪、体液が滲み出ることがあります。多くの場合、他の外科手術や従来の脂肪吸引に比べて出血量は少なく、重大な問題になることは少ないです。ただし、切開の技術や皮膚状態、既往症により程度は変わります。経験不足の医師による手術ではリスクが高まるため、異常を感じたら速やかに医師に相談してください。
腫脹・あざ(スワリング・ブルージング)
組織を切開・操作する以上、腫脹やあざは避けられません。Vaserは他の脂肪吸引に比べ回復が速いとされていますが、個人差があります。健康な体と経験豊富な医師のもとで行えば、これらの不快感は最小限に抑えられます。リスクを低減するためには、担当医師の経験と資格を事前に確認し、信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。
