静脈瘤の治療方法

静脈瘤は血液がうまく循環しないために血管が膨らむ状態です。主に脚や太ももに多く見られ、男性の10〜15%、女性の20〜25%が罹患します。見た目だけでなく、疲労感、むくみ、疼痛を伴うことがあります。治療法は生活習慣の改善から医療処置まで様々です。

治療法

  • 生活習慣の見直し:適正体重の維持、定期的な運動、脚の高位保持など。

  • 圧迫ストッキング:血管への圧力を下げ血流を促進しますが、外すと血液は元に戻ります。

  • 硬化療法(スクレロセラピー):小さな静脈に硬化剤を注入し、瘢痕組織に変えて消失させます。複数回の施術が必要で、歩行が困難な患者には不向きです。

  • レーザー治療:硬化療法と同様の効果がありますが、複数回の照射が必要です。皮膚表面の小血管を破壊します。

  • レーザー手術:大きな静脈にプローブを挿入し、レーザー熱で閉鎖します。従来の静脈除去術より痛みが少なく、回復も早いです。

  • 静脈除去術(ストリッピング):症状が重く、見た目以外の問題がある場合に行われます。血流を健康な静脈へ誘導し、問題の静脈を結紮または除去します。

副作用・リスク

  • 手術全般:全身麻酔が必要で、吐き気・嘔吐、感染リスク、稀に血栓が生じます。

  • 硬化療法:注入物質に対するアレルギー反応や、針が血管外に入った場合の皮膚火傷の可能性があります。血栓は稀です。再発率は手術に比べやや高いです。

  • レーザー治療:皮膚の色素沈着や瘢痕が残ることがあります。

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