精巣摘除術とは?手術方法と回復・リスクを徹底解説
精巣摘除術(orchiectomy)は、精巣を片方または両方取り除く外科手術です。主に精巣がんの治療に用いられますが、未降下精巣、外傷、性別適合手術などでも実施されます。
精巣摘除術の種類
- 根治的精巣摘除術(Radical orchiectomy):精巣全体に加え、附属体(副精巣)と精索も一緒に除去します。
- 単純的精巣摘除術(Simple orchiectomy):精巣のみを除去し、附属体と精索は残します。
どの手術法を選択するかは、治療対象となる疾患や患者の状態によって決まります。
手術の流れ
手術は全身麻酔下で行われ、患者は手術中に眠った状態になります。外科医は陰嚢に切開を加え、精巣を摘出します。切開部は縫合糸や外科用接着剤で閉じられます。
主な合併症・リスク
- 出血
- 感染
- 疼痛・腫脹
- 打ち身(あざ)や瘢痕
- 陰嚢感覚の低下
- 精索や副精巣の損傷
- 不妊症(両側摘除の場合)
回復期間と注意点
術後は多くの場合、当日または翌日に退院できます。数日間は陰嚢の疼痛や腫脹、打ち身が見られることがあります。感染予防のために抗生物質を処方されることもあります。
長期的な見通し
術後の生活は概ね問題なく、普通の活動や仕事に復帰できます。ただし、医師の指示に従い適切なケアを行うことが、合併症の予防とスムーズな回復につながります。
