制限手術とは何か?概要と主なタイプ
制限手術の概要
制限手術は、胃や小腸の容量を縮小させ、食事摂取量を制限することで体重減少を促す肥満治療の一種です。主に重度の肥満やそれに伴う糖尿病・高血圧・睡眠時無呼吸症候群などの合併症改善を目的に行われます。
主な制限手術の種類
1. スリーブ状胃切除術(袖状胃切除)
縦方向に胃の大部分を切除し、細長いチューブ状(袖状)に残す手術です。胃の容量が約15%程度に減少するため、早期に満腹感が得られ、摂取カロリーが自然に抑えられます。
2. 調整式胃バンド(AGB)
胃の上部に調整可能なシリコンバンドを巻き付け、バンド上部に小さなポーチを形成します。バンドの締め具合は外部から調整でき、胃ポーチのサイズを変えて食事量をコントロールします。
効果と留意点
制限手術は食事量を減らすことで、早期の満腹感を得やすくし、肥満関連疾患の改善が期待できます。ただし、全ての患者に適応できるわけではなく、術前の十分なカウンセリングと医師の管理が不可欠です。
