顔面上顎手術(口腔外科)の概要と適応

定義

上顎は左右の骨が中央で融合したもので、上顎歯を支えるだけでなく、鼻や眼窩の一部も形成します。「上顎(maxillary)」は上顎に関わることを指す用語です。

手術が必要になる理由

顔面上顎手術は、顔や上顎に関わる外科処置全般を指します。具体的には、埋伏歯の除去、欠損歯のインプラント埋入、頬や顎骨の骨折治療、顎や咬合の異常(極端な顎関節症や噛み合わせの不正)に対する再建・審美手術などがあります。手術内容は患者さんの症状や目的に応じて個別に決定されます。

咬合矯正

過度の上顎前突(オーバーバイト)や下顎前突(アンダーバイト)は、歯科的治療だけで改善できないことがあります。その場合、顎骨を外科的に調整する顔面上顎手術が必要となります。

小児顔面上顎外科

小児の顔面上顎外科医は、成人と同様の疾患に加えて、口蓋裂など先天性の顔面欠損の手術を行います。また、出生前診断で必要性が判明した場合、出生後の治療計画を立てることもあります。

考慮すべき点

顔面上顎手術は侵襲的な手術であるため、術後の回復期間が必要です。審美目的の手術は保険適用外になることが多く、手術費用の負担や保険適用の有無は事前に確認してください。手術を検討する際は、必ず担当医と十分に相談しましょう。

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