人工肛門(コロストミー)ケアに必要な6つのポイント

人工肛門(コロストミー)を安全かつ快適に維持するためには、日々のケアが欠かせません。以下の6つのポイントを参考に、医療専門家や認定オストミーノーズの指示に従いながら実践してください。

1. ストーマのケア

・ストーマのサイズ、形状、色に変化がないか定期的に観察します。
・ぬるま湯と低刺激性の石鹸で優しく洗浄し、しっかり乾燥させます。
・消化酵素から皮膚を守るため、ストーマバリアや保護クリームを使用します。

2. 灌流(イリゲーション)

灌流は結腸を温水で洗い流し、排便リズムを整える方法です。
カテーテルをストーマに挿入し、温かい水をゆっくり注入します。
頻度は個人差があるため、医師やオストミーノーズと相談して決めましょう。

3. オストミー袋の管理

・袋は1/3〜1/2程度満杯になったら排出します。
・底部の排出口を開くか、皮膚バリアから外してトイレへ排出します。
・温水と低刺激性石鹸で洗浄し、完全に乾燥させてから再装着します。
・汚れや破損、密着不良が見られたら新しい袋に交換します。

4. 皮膚のケア

ストーマ周囲の皮膚は清潔・乾燥を保ち、刺激の少ない無香料のスキンケア製品を使用します。
皮膚バリアや保湿剤で酵素から守り、赤み・腫れ・かゆみなどの炎症が出たら速やかに医療機関へ相談してください。

5. 食事・水分摂取

バランスの取れた食事は腸の動きを安定させます。
野菜・果物・全粒穀物を中心に、適度な水分(1日約1.5〜2リットル)を摂取しましょう。
ガスや下痢を引き起こしやすい辛い料理、乳製品、一部の果物・野菜は控えめに。

6. 生活習慣の調整

・体調に合わせた軽い運動で全身の健康を維持します。
・重い荷物の持ち上げや激しい運動は腹部に負担がかかるため避けましょう。
・ストレスや不安は腸の機能に影響するため、リラクゼーション法や呼吸法でリラックスを心がけます。

以上のポイントは、医師や認定オストミーノーズの指導に基づいて実施してください。定期的な受診で経過を確認し、疑問やトラブルがあれば早めに相談することが大切です。

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