矯正顎手術では何が行われるのか?
術前評価
手術前に口腔顎顔面外科医、矯正歯科医、その他の専門医からなるチームが詳細な評価を行います。
- 顎と顔面の構造を詳しく検査
- 咬合(噛み合わせ)と顎の位置を評価
- X線、CT、3Dスキャンなどで正確な寸法を測定し、最適な手術計画を立案
矯正治療
多くの場合、手術の前後に矯正装置(ブレース等)で歯列を整え、顎を手術に適した位置へ導きます。治療期間は数か月から1年以上になることがあります。
手術手順
矯正顎手術は全身麻酔下で行われ、患者は痛みや不快感を感じません。顎変形の種類に応じて以下のような手術が選択されます。
- 両側矢状分割骨切り(BSSO):下顎を二つに分割し、位置を再調整します。
- レ・フォールⅠ骨切り:上顎を前後・上下に移動させ、正しい位置に固定します。
- 顎先形成術(ジニオプラスティ):顎先(顎の突起)を整えて顔のバランスを改善します。
術後の回復
手術後は数日間入院し、回復状況を観察します。腫れ、痛み、あざ、違和感が出ることがあります。初期は柔らかい食事を摂り、痛み止めが処方されます。
リハビリとフォローアップ
退院後は術後指示に従い、定期的な診察を受けます。顎の運動、理学療法、矯正装置の調整などを行い、顎機能と位置の安定を図ります。
最終的な結果
腫れが引くと手術の効果がはっきりと現れ、咬合機能や審美性、顔全体の調和が大幅に改善されます。長期的な成功は、術後指示の遵守、口腔衛生、適切な歯列維持に依存します。
