Cスパイン装着からストレッチャーへの搬送手順
手順 1: 準備
必要な器具を用意します。頸椎カラー、長い背板、ストラップなどの固定具、そしてストレッチャーです。
手順 2: 患者の位置決め
患者を平らで安定した場所、できれば床の上に寝かせます。
手順 3: 初期評価
意識と呼吸状態を確認します。意識がない、または呼吸が困難な場合は直ちに救急医療を要請してください。
手順 4: ログロール法
脊椎のアラインメントを保ちながら患者を回転させる方法です。
手順
1. 患者の遠側の肩に片手、近側の臀部にもう片手を置きます。
2. 意識がある場合は、患者に指示を出して協力してもらいます。
3. 脊椎をまっすぐに保ちつつ、全身を一つのユニットとして自分側に転がします。
4. 患者を側臥位に優しく置き、顔を自分に向けます。
手順 5: Cスパイン固定
患者の頭部を耳・肩・臀部が一直線になる中立位に整えます。
頸椎カラーを装着し、頭部と首を固定します。
手順 6: 脊椎サポート
頭部の下に折りたたんだタオルや小さな毛布を置き、適切な支えを確保します。
頭部の両側に手を添えて軽く押さえ、安定させます。
手順 7: ストレッチャーへの持ち上げ
最低でも3名以上で協力します。
頭部に1名、肩に1名、臀部に1名、体幹部に数名配置し、ストレッチャーは患者の側面に脊椎と平行に置きます。
「1、2、3」のカウントで全員が同時にゆっくり持ち上げ、患者を一体としてストレッチャーに移します。
手順 8: 患者の固定
ストレッチャーに備え付けのストラップや固定具で患者をしっかりと固定します。
手順 9: 常に頭部・頸部の支えを保持
搬送中も頭部・頸部のアラインメントと安定性を維持し続けます。
手順 10: 搬送
最寄りの救急医療機関へストレッチャーで搬送し、さらに評価・治療を受けさせます。
注意点
脊椎損傷が疑われる場合は、直ちに専門医の助けを求めてください。これらの手順は、適切な訓練を受け、救急医療がすぐに受けられない状況でのみ実施してください。
