骨密度検査

胃バイパス手術を受けた患者は、定期的に骨密度検査を受け、骨粗鬆症の兆候を確認することが推奨されます。治療方針は検査結果に基づいて決定します。

カルシウム補給

手術後はカルシウムの吸収が低下するため、カルシウムサプリメントの摂取が必要です。米国代謝・肥満外科協会(ASMBS)は、1日あたり1,500〜2,000 mgのクエン酸カルシウムの摂取を推奨しています。

ビタミンD補給

ビタミンDはカルシウムの吸収を助けます。ASMBSは、推奨量の200%(約800〜1,000 IU)を目安に摂取することを勧めていますが、血中濃度を維持するためにさらに高用量が必要なケースもあります。定期的な血液検査でビタミンDレベルを確認しましょう。

負荷運動

体重をかける運動は骨密度の向上に効果的です。医師は減量のための運動を推奨しますが、同時に骨粗鬆症予防・改善にもつながります。

ビスホスホネート薬

ビスホスホネートは骨粗鬆症治療で最も効果的な薬剤です。吸収障害がある胃バイパス患者は、経口薬よりも点滴投与の方が有効な場合があります。