上腹部(臍ヘルニア)手術後の回復ガイド
上腹部ヘルニア(臍ヘルニア)の手術は、子どもから大人まで幅広く行われる一般的な手術です。へその周囲の腹壁筋にある弱点や開口部を修復し、小腸が突出するのを防ぎます。
低侵襲手術(腹腔鏡)
ほとんどの上腹部ヘルニア修復は腹腔鏡手術で行われます。小さな切開で済むため外科部位への外傷が少なく、従来の開腹手術に比べて回復が早いのが特徴です。
同日退院(外来手術)
健康な子ども・大人では、手術は外来で完結し、当日中に自宅へ帰ることが可能です。
術後の痛みと対策
手術部位の違和感は手術後1〜2週間続くことがあります。市販の鎮痛剤で対処できない場合は、医師から処方される痛み止めを使用してください。鎮痛剤を服用中は、医師の指示に従い活動制限を守りましょう。
日常生活の注意点
術後は医師の指示に従い、創部のケアを行います。通常、手術後2日以上はシャワーを控え、傷口に負担がかかるストレッチや重いものの持ち上げ、激しい運動は最低2週間は避けます。軽い活動は手術後1週間以内に、より激しい運動は2〜4週間後に再開できることが多いです。
再発リスクは低い
健康な患者が完全に回復した後の上腹部ヘルニアの再発率は、米国国立衛生研究所(NIH)のMedLine Plusによれば「非常に低い」とされています。
