従来の開腹手術と腹腔鏡下ヘルニア手術の比較
手術の方法
- 腹腔鏡下手術:小さな切開を数か所行い、カメラ付きチューブを挿入して手術を行う。
- 開腹手術:腹部を大きく切開し、ヘルニア部位を元の位置に戻す。
回復期間
- 腹腔鏡下手術:術後1〜2週間で日常生活に復帰できることが多い。
- 開腹手術:回復に4〜6週間程度要する。
適応患者
- 腹腔鏡下手術は多くの利点があるが、以下の条件がある場合は開腹手術が選択されることがある。
- 肥満、過去の腹部手術での瘢痕組織、ヘルニア部位の感染、出血障害、妊娠中、呼吸器疾患など。
傷跡(瘢痕)
- 腹腔鏡下手術は数ミリ程度の小さな切開のため、術後の傷跡が小さく目立ちにくい。
- 開腹手術は大きな切開が必要なため、瘢痕が残りやすい。
再発リスク
- どちらの手術法でもヘルニア再発のリスクは同程度で、100例あたり1〜10例程度と報告されている。
費用
- 開腹手術は機器費用が少なく、総費用が低めになる。
- 腹腔鏡下手術は手術時間が長く、特殊機器を使用するため費用が高くなる。
