ヘルニア摘出術とは?
ヘルニア摘出術(ヘルニエクトミー)とは
ヘルニア摘出術は、臓器や組織が筋肉や結合組織の欠損部を通って突出したヘルニアを外科的に除去する手術です。ヘルニアは主に腹部に生じますが、鼠径部、上大腿部、臍部などでも発生します。
ヘルニアができやすい原因
- 腹筋の弱化
- 咳や重いものを持ち上げる際の腹圧上昇、排便時の用力
- 肥満
- 妊娠
- 結合組織疾患などの基礎疾患
主な症状
- 腹部・鼠径部・上大腿部に膨らみや腫れが感じられる
- 患部の痛みや不快感
- 灼熱感や引っ張られる感覚
- ヘルニアが大きい場合や上腹部の場合、嚥下困難や呼吸困難を伴うこともある
治療法
ヘルニアの根本的な治療は、欠損部を修復しヘルニア嚢(ヘルニアサック)を除去する手術です。手術法はヘルニアの大きさや部位に応じて選択され、開腹手術や腹腔鏡手術が一般的です。
手術の安全性とリスク
ヘルニア摘出術は多くの場合安全で有効な手術ですが、すべての手術と同様に感染、出血、周囲臓器の損傷といったリスクがあります。
術後の経過と注意点
手術後は切開部が治癒するまで数日から数週間の安静が必要です。術後しばらくは重いものを持ち上げるなどの過度な身体活動は控えるよう指示されます。大半の患者は数週間で日常生活や軽い運動に復帰できます。
