前方アプローチ股関節置換術の回復
対象となる患者
股関節置換術は、関節リウマチ、骨折、脱臼などで慢性的な股関節痛に悩む患者に行われます。損傷した関節部分を金属製の人工関節に置換します。手術前には、抗炎症薬や理学療法といった保存的治療が試みられます。
手術後のケア
手術後、患者は連続受動運動装置(CPM)を使用し、関節の可動域を確保しつつ筋力強化を促します。手術後24時間以内に数歩歩行できることが多く、最初の数週間は杖や松葉杖を使用します。
入院期間
前方アプローチの股関節置換術後の平均入院期間は2〜4日です。患者の全身状態や術後の回復状況により変わります。退院前にリハビリテーション施設へ数日間移行するケースもあります。医師は自宅で行う運動プログラムと鎮痛薬を処方します。
リハビリ・運動
リハビリテーションでは、関節の強化運動が指導されます。作業療法士は、衣服の着脱、トイレの利用、靴の着用などの日常動作の方法も指導します。
人工関節の耐用年数
人工関節の耐用年数は、術後の生活習慣と使用するインプラントの種類に左右されます。過度の階段昇降や重い荷物の持ち上げは避け、適正体重を維持することが長期的な成功につながります。
