股関節置換手術後のエクササイズガイド
等尺性エクササイズ
等尺性エクササイズは、股関節置換術後に1日2回(朝と午後)行うことが推奨されます。過度に負担をかけないよう、間隔を空けて実施してください。
- 仰向けに寝て、呼吸は止めずに尻筋を締め付けます。5〜10秒キープし、15〜20回繰り返します。
- 仰向けで片膝を胸に近づけた状態で曲げ、10〜15秒保持し、10〜20回繰り返します。
- 巻いたタオルなどを足の裏に当て、足を尻に近づけるように引き、15〜20秒保持し、10〜20回繰り返します。
- 仰向けで片足を横方向にゆっくり滑らせ、15〜20秒キープする外転エクササイズを行います。
- 仰向けで膝を曲げ、尻をゆっくり持ち上げて10〜15秒保持し、10〜20回繰り返す股関節伸展エクササイズ。
- 仰向けで両脚をまっすぐ伸ばし、腕は体側に置いたまま、太ももの前部(大腿四頭筋)を1本ずつ収縮させながら膝を床に押し付けます。5秒キープ、5秒リラックスを10回繰り返し、1時間ごとに数セット行います。
歩行
新しい股関節を活動的に保つために、歩くことは非常に重要です。手術後数週間は医師の許可が必要ですが、可能になったら毎日少しずつ歩くようにしましょう。最初は100ヤード程度から始め、徐々に距離や回数を増やします。階段がある場合は、ゆっくりと上り下りし、股関節を多方向に動かす訓練になります。必要に応じて介助者と一緒に歩くと安全です。
水泳
水泳は関節に負担をかけない低衝撃の運動で、股関節置換術後のリハビリに最適です。水中は抵抗が少なく、筋肉や切開部への負担が軽減されます。また、関節の可動域を広げ、筋力強化や関節の硬直緩和に効果があります。水泳は精神的なリフレッシュにもつながり、回復を促進します。水中でのエクササイズも同様に負荷が低く、股関節へのストレスを最小限に抑えて行えます。
