股関節置換術が悪化する原因は何ですか?

股関節置換術は長期間にわたり機能しますが、時間とともに劣化し、再手術が必要になることがあります。以下に主な原因をまとめました。

1. 摩耗と摩擦

人工関節の金属・プラスチック製ベアリング面は、使用に伴い徐々に摩耗します。摩耗が進むと摩擦が増し、インプラントが緩む可能性があります。

2. 骨吸収(オステオリシス)

インプラントの摩耗粒子に対する体の免疫反応で、骨組織が破壊される現象です。骨とインプラントの結合が弱まり、緩みを引き起こします。

3. インプラントの緩み

金属部と骨との間(無菌性緩み)や感染による(感染性緩み)緩みが起こります。緩むと不安定感や疼痛が生じ、周囲の骨にもダメージが及びます。

4. 感染症

手術後、特に術後早期に細菌感染が起こることがあります。炎症や組織破壊によりインプラントが緩み、除去と再置換が必要になることがあります。

5. 材料の破損

稀ではありますが、金属やプラスチック部品が割れたり破損したりすることがあります。これによりインプラントが機能しなくなります。

6. 外傷

置換後に大きな外傷を受けると、インプラントが損傷したり脱臼したりし、再手術が必要になることがあります。

7. 患者側の要因

肥満、過度な運動、基礎疾患などはインプラントの寿命を縮め、再手術リスクを高めます。

個人差はありますが、定期的な医師のフォローアップで早期に問題を発見し、適切に対処することが重要です。

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