ラップバンド手術の種類は何ですか?
1. 調整可能胃バンド (Adjustable Gastric Banding, AGB)
AGBはラップバンド手術で最も一般的なタイプです。胃の上部に調整可能なバンドを装着し、小さな胃ポーチを形成します。バンドの締め具合を調整することで、食べ物が通過できる量を制限します。
2. 垂直バンド胃形成術 (Vertical Banded Gastroplasty, VBG)
VBGは比較的稀な手術で、胃を縦方向に二つに分割し、上部にバンドを装着します。バンドは食物の通過量を制限するだけでなく、消化速度を遅らせる効果もあります。
3. 腹腔鏡下スリーブ胃切除術 (Laparoscopic Sleeve Gastrectomy, LSG)
LSGは比較的新しい減量手術で、胃の大部分を切除し、残りの胃を細長いスリーブ状に形成します。この形状により、摂取できる食事量が自然に制限されます。
4. Roux-en-Y胃バイパス (Roux-en-Y Gastric Bypass, RYGB)
RYGBは減量手術の中でも最も効果が高いとされています。小さな胃ポーチを作り、直接小腸に接続することで、胃と上部小腸の大部分を迂回させます。これにより、食事量とカロリー吸収が大幅に減少します。
5. 単一吻合胃バイパス (Single Anastomosis Gastric Bypass, SGB)
SGBはRYGBの変形版で、胃ポーチと小腸を1回の吻合で接続します。従来のRYGBに比べ侵襲が少なく、特定の医療条件を持つ患者さんに適した選択肢となります。
