腹腔鏡手術が開発された背景と主なメリット
低侵襲手術とは
低侵襲手術は、従来の大きな切開を伴う開腹手術に代わる、体への負担を最小限に抑える手術法です。
腹腔鏡手術が誕生した経緯
1900年代初頭、一部の外科医は望遠鏡を用いて腹腔内部を観察しようと試みましたが、実用化には至りませんでした。1970年代に入って初めて、カメラと細い手術器具を組み合わせた腹腔鏡手術(ラパロスコピー)が確立され、低侵襲手術の時代が幕を開けました。
腹腔鏡手術の主なメリット
- 痛みと瘢痕が大幅に減少
- 入院期間が短縮
- 回復が早く日常生活に早く復帰
- 美容的に優れた結果
- 感染リスクが低減
- 狭い部位へのアクセスが容易
代表的な適応手術例
- 胆嚢摘出術(胆嚢摘出)
- 虫垂切除術(虫垂切除)
- ヘルニア修復術
- 子宮全摘出術(子宮摘出)
- 前立腺全摘出術(前立腺摘出)
- 肥満手術(バリャトリック手術)
近年、外科医の技術習得が進み、患者もその利点を認識するようになったことで、腹腔鏡手術はますます普及しています。
