ラップバンド手術後の食事ガイド
ラップバンド手術は、胃の上部にシリコンバンドを装着し、胃を小さなポケットに分割する手術です。胃が狭くなることで摂取量が減り、体重減少が期待できます。肥満で他の減量法が効果を示さなかった患者が対象となります。手術後は、特別な食事療法が必要です。
液体食
手術直後は医師の指示に従い、液体だけの食事を続けます。胃が液体に慣れ、傷口が回復する期間です。固形食への移行が難しい場合は、医師が液体食の期間を延長することがあります。手術後の胃容量は約90〜240ml(3〜8オンス)ですが、個々の患者に合わせた液体摂取量は医師が指示します。
水分とその他の飲料
1日あたり1〜1.5リットルの水分摂取が目安です。少量ずつ、スプーンやストローでゆっくり飲むと胃に負担が少なくなります。固形食を食べる際は、食事中の水分摂取は避け、食事前後15〜30分に飲むようにしましょう。アルコールや炭酸飲料は手術後約6か月は控えてください。
果物とナッツ
手術直後は種や繊維が多い果物(イチゴ、ブラックベリー、オレンジ、パイナップルなど)やナッツ、ポップコーンは避けます。これらは胃から小腸への通過時に詰まりの原因になることがあります。再開の時期や許容できる食品は、医師や管理栄養士の指導に従ってください。
糖分
甘味のある食品や飲料は控えめにしましょう。余分な糖分はカロリーを増やし、減量効果を妨げます。カロリーゼロの水や低カロリー飲料を選び、甘さが欲しいときは人工甘味料を利用すると良いでしょう。
食事のコツ
食事はゆっくり噛んで、満足したら止める(満腹になるまで食べない)ことが大切です。医師が示した摂取量や許可された食品リストを守り、過剰な食事は避けましょう。これにより胃の不快感を軽減し、減量の成功率が上がります。
