ラップバンドのスリップ(ずれ)による症状と対処法

カリフォルニア大学サンディエゴ医療センターによると、ラップバンド手術は他の肥満手術に比べ合併症が少ないとされています。副作用は軽度の吐き気や嘔吐から、重度の胃壁侵食まで様々です。バンドがずれる(スリップ)と胃ポーチが拡大し、以下のような症状が現れます。UCSDのサンティアゴ・ホーガン医師は、バンドは合併症が深刻化した場合に取り外しや交換が可能な点が利点と指摘しています。患者はバンドスリップの兆候に注意し、速やかに医師へ報告しましょう。

逆流(酸逆流)

最も一般的な症状は酸逆流です。スリップは時間とともに進行しますが、逆流は突然現れることが多く、以前は問題がなかった患者でも急に症状が出ます。X線検査で確認できます。

飲食困難

進行したケースでは、バンドのずれにより胃とバンドがねじれ、激しい痛みとともに水以外のものが飲み込めなくなります。バンドがずれると胃ポーチが拡大し、内部がねじれるためです。

食事量の増加

バンドがずれると胃ポーチが大きくなり、食事量が増えることがあります。治療計画で指示された量以上に食べられるようになったら、すぐに医師に相談してください。

嘔吐

放置された重度のスリップは嘔吐や「突然のほぼ全体的な嚥下障害(ディスファジア)」を引き起こすことがあります。ディスファジアとは、極端な場合は唾液すら飲み込めなくなる状態です。

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